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低カリウム+高血圧は危ない?その理由に迫る

8月27日
読了時間: 2分

更新日:5 日前

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低カリウム+高血圧は、原因を調べる価値がある組み合わせです。

健診で「カリウムが低い」と言われた高血圧の方へ。

副腎ホルモンの病気を見つけると、心臓・脳・腎臓を守る治療につながります。


なぜ低カリウムだと注意が必要ですか?

カリウムは心臓や筋肉、神経の働きを支える電解質です。

低い状態が続くと、だるさ・筋力低下・不整脈の原因になります。


高血圧も一緒にあるときに確認したいのが、原発性アルドステロン症です。

腎臓の上にある副腎から、血圧を上げる「アルドステロン」というホルモンが過剰に出る病気です。


アルドステロン過剰 塩分と水分を体にためる 血圧が上がる + カリウムが尿へ出る


なぜ、わざわざ調べるのですか?


理由は、単に血圧が上がるだけではないからです。

日本内分泌学会のガイドラインでは、原発性アルドステロン症は、年齢や血圧が

同程度の一般的な高血圧と比べても、脳卒中・心房細動・心臓の肥大・たんぱく尿が多いとされています。


つまり「いつもの高血圧」として薬を増やす前に、原因を確かめる意味があります。

採血でアルドステロンとレニン(血圧を調節するホルモン)を調べ、必要に応じて専門施設で詳しい検査を行います。自己判断で血圧の薬を中止しないでください。


治療は手術と内服、どう決まりますか?

ホルモンが片側の副腎だけから出ている場合は、腹腔鏡で原因側の副腎を摘出する手術が選択肢です。両側から出ている場合、または手術を希望しない・難しい場合は、アルドステロンの働きを抑えるスピロノラクトン、エプレレノンなどの内服で治療します。


カリウムと腎機能を見ながら、治療法を一緒に選びます。

なお、原発性アルドステロン症はカリウムが正常でも起こります。


高血圧の診療内容:高血圧の診療内容を見る

監修:副院長 横田 甚(腎臓内科専門医) 出典:日本内分泌学会「原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021」/Milliez P, et al. J Am Coll Cardiol. 2005;45:1243-1248.

東淀川区井高野の内科・生活習慣病・腎臓内科

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