夏のだるさ、血圧が原因かも
- 横田 甚

- 6月10日
- 読了時間: 2分

降圧薬を飲んでいる方、夏場に「ふらつき」はありませんか? 血圧は季節で変わります。夏は自然に下がるので、お薬と重なって下がりすぎることがあるんです。
「なんとなくだるい」は、下がりすぎのサインかもしれません。
なぜ夏は血圧が下がるの?
暑くなると、体は汗をかいて熱を逃がそうとしますよね。このとき血管が広がり、汗で水分も出ていくので、血圧は自然と下がります。 日本の大規模な家庭血圧研究(HOMED-BP試験)では、夏と冬で上の血圧に約6〜7mmHg、下の血圧にも約3mmHgの差があることがわかっています。 ふだん健康な方なら気にならない程度ですが、お薬で血圧を下げている方にはちょっと厄介です。
お薬と夏の低下が重なるとどうなる?
降圧薬で血圧を下げているところに、夏の自然な低下が加わると「二重に下がる」形になります。 特に利尿薬を含むお薬を飲んでいる方は、汗と薬で水分が出やすく、脱水にもつながります。 ヨーロッパ高血圧学会(ESH)のガイドラインでも、暑い時期に血圧が目標値を大きく下回る場合は薬の減量を検討するよう推奨されています。 「最近めまいがする」「朝がやたらだるい」――そんな方は、下がりすぎかもしれません。
夏の血圧チェックポイント
自宅で測った上の血圧が100mmHgを下回る日が続く→ お薬の調整が必要なサインです
めまい・ふらつき・朝のだるさが続く → 我慢せず受診を
水分補給は「のどが渇く前に飲む」がコツです
調子が良くても自己判断でお薬を減らさない→ 急にやめると血圧が跳ね上がることも。必ず主治医に相談を
当院での対応
井高野・東淀川区の横田クリニックでは、腎臓内科専門医(副院長)が血圧の管理を行っています。夏の脱水が腎臓に与える影響も含めて、お薬の調整をご相談いただけます。 「ふらつきが気になる」「薬を調整したい」という方も、お気軽にどうぞ。 上新庄エリアの方もお気軽にどうぞ。
気になる方はお気軽にご相談ください
📞06-6340-4158(横田クリニック) 診療時間: 月・火・水・金・土 / 休診: 日・木
監修: 副院長 横田 甚(腎臓内科専門医)/ 横田クリニック 参考: 日本高血圧学会『高血圧治療ガイドライン2025』/ ESH Guidelines 2023 / Asayama K, et al. Hypertension 2012;60:1384–1391(HOMED-BP試験)



