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糖尿病が痛みもなく静かに奪う"見える力"


「見える」って、当たり前だと思っていませんか? 血糖値が高めの方、最後に目の検査を受けたのはいつでしょうか。 糖尿病は、痛みも自覚症状もないまま"見える力"を奪っていく病気です。


目が悪くなる前に、気づけるサインはあるの?


残念ながら、ほとんどありません。 糖尿病で目の奥が傷んでいくとき、痛み・かゆみ・かすみはしばらく出ないことが多いのです。視力に関わる中心部分がまだ無事だと、「見える」感覚は残ったまま。 気づいた時には眼の中で出血していた、視力が急に落ちて受診した――そういうケースが今も珍しくありません。 日本では今もなお、年間およそ3,000人がこの合併症で失明していると報告されています。



なぜそんなに静かに進むの?

目の奥には「網膜」というカメラのフィルムのような膜があり、細い血管がびっしり走っています。 血糖値が高い状態が続くと、この血管がじわじわ詰まり、酸欠を補おうとしてもろい新しい血管が無理に伸びてきます。これが破れて出血する――というドラマが、何年もかけて静かに進みます。 網膜には痛みの神経がないので、本人は最後まで気づきません。



血糖値が落ち着いていれば、目は大丈夫?

「HbA1cが良いから安心」とは、残念ながら言い切れません。 糖尿病の方のおよそ4割に何らかの網膜の変化があると報告されています。糖尿病の年数が長いほどリスクは積み上がっていきます。 だからこそ、内科の血液検査だけでは不十分。眼底検査で目の奥を直接見てもらう必要があります。



どのくらいの頻度で眼科に行けばいいの?

状態によって目安が変わります。


目の状態

眼科受診の目安

糖尿病あり・網膜の変化なし

1年に1回

軽い網膜の変化あり

6か月に1回

進行した変化あり

2か月に1回

※日本眼科学会『糖尿病網膜症診療ガイドライン(第1版)』より


内科のクリニックは、目の合併症にどう関わるの?


「目のことは眼科」と思われがちですが、糖尿病の目の合併症は、内科側の血糖管理と一体でないと防げません。 当院には糖尿病専門医も勤務しており、ご希望に応じてこちらから眼科へ紹介状をお出ししています。紹介状にはHbA1cの推移や腎機能のデータも添えてお送りするので、眼科の先生も血糖の動きを踏まえた判断ができます。 治療中は急激な血糖の上昇・低下が網膜にダメージを与えないよう、ゆっくり整える管理を心がけています。


当院での対応

井高野・東淀川区の横田クリニックでは、阪大糖尿病内科の専門医(非常勤)腎臓内科専門医(副院長)が連携し、生活習慣病と眼・腎臓・血管の合併症の予防を一体で診ています。

院内でHbA1cを約3分で測定できるため、その場で結果を見ながらお話しできます。 上新庄エリアの方もお気軽にご相談ください。


気になる方はお気軽にご相談ください


健診結果は無くても大丈夫です。気になった日にそのまま受診いただければ、

院内検査ですぐにお話しできます。

📞06-6340-4158(横田クリニック) 診療時間: 月・火・水・金・土 / 休診: 日・木

監修: 副院長 横田 甚(腎臓内科専門医)/ 横田クリニック 参考: 日本眼科学会『糖尿病網膜症診療ガイドライン(第1版)』/ 日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン2024』

 
 

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