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毛布の上で眠る赤ちゃん

​睡眠時無呼吸症候群

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​睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が何度も止まる病気です。「大きないびき」「寝ているときに呼吸が止まっている」「日中の強い眠気」などが特徴で、放置すると体にも生活にも大きな影響を及ぼします。

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SASのリスク

 命にかかわる病気のリスク:放置は「脳梗塞・心筋梗塞・突然死」の危険

無呼吸で繰り返し体が酸欠になると、自律神経が乱れて血圧や心臓・血管に大きな負担がかかります。​

  • 脳梗塞のリスクは約3〜4倍

  • 心筋梗塞や不整脈も2〜3倍に上昇

生活習慣病の悪化:血糖・脂質・体重のコントロールが難しくなる

夜に酸素が不足することで、体の代謝バランスが崩れます。

  • 糖尿病:血糖が上がりやすく、薬が増える原因に

  • 脂質異常症:中性脂肪が高くなり、動脈硬化が進む

  • 肥満の悪循環:眠りの質低下 → 食欲増 → 体重増 → 首の脂肪が悪化

日常生活への影響:強い眠気で生活の質低下・事故の危険も

朝起きても疲れが取れず、日中も強い眠気に悩まされます。

  • 集中力・判断力が低下し、仕事や学業に支障

  • 頭痛・倦怠感・イライラで生活の質(QOL)が低下

  • 交通事故のリスクは一般の人の2〜7倍に上昇(特に居眠り運転)

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検査:まずは“自宅でできる簡易検査”から

当院では、いびきや日中の眠気が気になる方に、自宅で行える簡易検査機器をご用意しています。普段通りの環境で眠るだけで、呼吸の状態や酸素の変化を記録し、睡眠時無呼吸の有無を調べることができます。

  • 自宅でできるので安心

  • 痛みや大きな負担はなし

  • ​1晩で検査が終わる

必要に応じて、より詳しい検査(ポリソムノグラフィ)をご案内し、重症度を正確に評価

検査費用

検査は保険診療の対象です。自己負担の目安は以下のとおりです
(検査内容や保険の割合により変動)

  • 1割負担の方:約1,000〜2,000円

  • 3割負担の方:約3,000〜6,000円

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治療:CPAP療法は無呼吸を防ぎ、朝の目覚めを快適に

CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)は、就寝時に鼻マスクから空気を送り、気道の閉塞を防ぐ標準的治療です。

  • 日中の強い眠気が改善し、朝すっきり起きやすくなる

  • 血圧や生活習慣病のコントロールにも良い影響

  • 将来の脳梗塞・心筋梗塞リスク低下が期待できる

CPAPは保険診療で受けられます。機器の選定・設定・フォローまで当院がサポートします。

東淀川区井高野の内科・生活習慣病・腎臓内科

横田クリニック

〒533-0001 
大阪府大阪市東淀川区井高野1丁目1-29

​当日受診可(予約優先)

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休診日:木 / 土の午後 ・日曜・祝日

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