お風呂のヒートショック対策、脱衣所を暖めるだけで十分?

脱衣所を暖めても、熱い湯・長湯は別の注意点。
寒い日は、ゆっくり湯船で温まりたい方へ。
冬のお風呂は「寒さ」と「温まりすぎ」の両方に対策しましょう。
Q 暖めるだけでは、なぜ十分ではないの?
寒い場所から熱い湯へ移ると、血圧が大きく変動することがあります。いわゆるヒートショックです。
ただ、入浴事故は血圧の変動だけでは説明できません。熱い湯・長湯では体に熱がこもることにも注意が必要です。「気持ちいいから、もう少し」が長湯になっていませんか?
Q 最近の研究では、何が分かったの?
1,479人の国内研究(2024年公表)では、入浴前の部屋や手足が冷えているほど、入浴中の体表温度が高く、入浴時間も長い傾向がありました。
冷えた体を熱い湯で取り戻すより、入る前から暖かく過ごすことが大切です。

Q 今夜から、どう入ればいい?
いつ | ひと工夫 |
入る前 | 居間・脱衣所・浴室を暖める |
湯船では | 41℃以下・湯につかる時間10分までを目安に |
出る時 | 急に立ち上がらず、ゆっくり |
この数字は消費者庁の高齢者向けの目安で、安全保証ではありません。飲酒後や体調不良時は入浴を控え、同居者へ一声かけましょう。持病のある方は、入浴方法を医師に相談してください。
井高野の横田クリニックでは血圧のご相談を承っています。北江口・相川・摂津市別府からご相談の方も、家庭血圧の記録とお薬手帳をお持ちください。
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出典:Taiら「HEIJO-KYO Study」(2024)(観察研究で因果関係の証明ではありません)、消費者庁「みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故」
監修:副院長 横田 甚(腎臓内科専門医)




