腕の置き方で血圧が変わる?測定の盲点

平均6.5mmHg。腕を下げたまま測ると、高く出ることがあります。
家で測る血圧が気になる方へ。
腕を机で支え、腕帯の中心を心臓の高さにそろえましょう。
Q. 腕の置き方で、どれくらい違うの?
133人を対象にした比較試験では、机で腕を支えた場合に比べ、上の血圧に次の差が出ました。
手を膝に置く:平均+3.9mmHg
腕を支えず下げたまま:平均+6.5mmHg
いつもの測り方に、思い当たることはありませんか?

Q. なぜ、腕が低いと高く出るの?
腕帯が心臓より低いと、重力の影響で腕の血管にかかる圧力が増えるためです。また、腕を支えずにいると筋肉に力が入り、血圧が一時的に上がることもあります。腕の「高さ」と「支え」の両方が大切なんです。
Q. 今日から、どう測ればいい?
①腕を支える → ②高さを合わせる → ③力を抜く、この3つです。
肘から先を机に置き、必要ならタオルなどで高さを調整。上腕に巻く腕帯の中心を心臓の高さに合わせます。腕を自力で持ち上げず、肩と手の力を抜きましょう。背もたれに背をつけ、足を床につけて1〜2分休み、話さずに測ります。
Q. 高く出た数字は、差し引いていい?
差し引かないでください。研究の数字は平均で、個人差があります。姿勢を整えて測った値を記録し、朝晩5〜7日分を診察で見せてください。高い値が続くときは相談を。薬は自己判断で変更しないでください。
井高野・北江口・相川・摂津市別府で血圧が気になる方は、家庭血圧の記録を横田クリニックへお持ちください。高血圧の診療内容を見る
監修:副院長 横田 甚(腎臓内科専門医)
電話:06-6340-4158
診療:月・火・水・金・土/休診:日・木
出典:Liu H, et al. JAMA Intern Med. 2024;184:1436–1442(ARMS試験)原著論文/日本高血圧学会「家庭で血圧を測定しましょう」




